擬似体験学習会2023年(ご報告)
実施日:2023年8月24日
会場:西宮市立上ケ原南小学校
教職員研修
「みんなちがってみんないい」
擬似体験学習会「みんなちがってみんないい」
8月24日、西宮市立上ケ原南小学校で夏休みの教職員研修として、擬似体験学習会「みんなちがってみんないい」を実施させていただきました。 この学習会はクルーズの他活動から広がった縁で実現したものです。 コロナ禍で、擬似体験の実施は実に数年ぶりということもあり、内容を含め、啓発スタッフで再度確認作業をして準備をすすめました。 今回は子ども達対象ではなく、現場に立たれているプロの先生方との学習会なので、緊張もあったのですが「楽しく有意義な時間だった!」と思っていただけるようにスタッフ一同頑張りました。 私達にとっても、先生方と一緒の学習会は、とても楽しく嬉しく素晴らしい時間となりました。
学習会後に先生方からのアンケートをいただきました。(一部、ご紹介させていただきます)
今後の活動の励みにさせていただきます。
西宮市立上ケ原南小学校の先生方、本当にありがとうございました。
(文責 髙村陽子)
心の輪を広げよう 擬似体験学習会とは
私達スタッフは、障がい者家族として、日々共に生活をしています。
その中で福祉教育について触れる時、どうすれば知的障がいを中心とした障がいの『生きづらさ』を知って貰えるか?
感じてもらうことが出来るか?を考えて、擬似体験活動を行ってきました。
擬似体験、寸劇や紙芝居、詩の朗読など。これら全体の活動を通して、障がいという特別なものだけでなく
『不自由さ』を身近なものとして、実際に体験することで感じた気持ちを、
みんなで共有し考えてもらうことを一番大切な『軸』にして、この活動を行っています。
私たちの願い
誰もが「安心して暮らせる」社会を
障がいがある人々が安心して暮らせる社会は、障がいの有無にかかわらず、「支援を必要としている人が支援を享受できる」誰にも優しい社会です。
生活の場で、職場で、取引先などで自然に障がいのある人々と暮らすことにより、その成熟した社会が築かれるものと考えます。
傍観でなく行動を
大きくなくていい、今できることに挑む
福祉事業所での工賃は、労働基準法下の賃金ではないため、とてもわずかです。
できないことに目を向けるのではなく、
できることを活かせる機会を創れたら…そんな想いを抱き、
自分たちがより活動できるように法人を設立しました
社会との架け橋
地域とのつながりを大切に
地域で開催されるイベントで、バザー出店をする機会や交流する機会を活かすようにしています。
また、地元の企業様のご協力を得て、軽作業の紹介や商品の開発にも尽力しています。